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長崎県産農林水産物を用いた機能性食品開発の推進 ─長崎特産香酸カンキツ「ゆうこう」を用いた機能性食品の開発─

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 田丸 静香  長崎県立大学, 看護栄養学部栄養健康学科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要長崎特産香酸カンキツ「ゆうこう」は限られた地域でのみ生産・利用されている。「ゆうこう」の摂取はラット血清および肝臓中性脂肪濃度の低下を引き起こすことが明らかとなり、さらにこの作用は成熟果よりも未熟果の方が、また未熟果の搾汁残渣よりも搾汁の方がより効果的に発揮される可能性が示された。「ゆうこう」のフラボノイドや食物繊維含量を測定した結果、作用程度はフラボノイド含量が高い画分ほど強く、よってフラボノイドが作用発揮に関与していることが明らかとなった。このことから、「ゆうこう」の未熟果搾汁に含まれるナリルチンおよびヘスペリジンの効果を期待した機能性食品創成の意義は十分にあると考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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