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共焦点顕微鏡を用いた脳腫瘍判別システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 米山 猛  金沢大学, 理工研究域機械工学系, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要共焦点顕微鏡を用いて、悪性脳腫瘍の神経膠芽腫(GBM)を0.1mm四方サイズで判別する方法を開発した。5-ALAを用いた光線力学診断法により、共焦点顕微鏡で腫瘍領域を観察すると、0.1mm四方の領域でも、発光強度の違いとして観察され、発光強度の分布や平均値を正常部の値と比べることにより、腫瘍の判別ができることを明らかにした。さらに直径7.5mmのプローブタイプの対物レンズによっても発光強度の分布や平均値の違いを求めることができ、プローブを挿入して腫瘍を直接観察・判別する可能性を拓いた。さらに広領域での画像取得と判別を行うため、XYステージと連続撮影システムを構築中であり、今後、微細領域での判別に基づく腫瘍領域の特定や境界判別を実現するための研究を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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