培養下/移植下双方で利用可能な3次元組織構築デバイスの開発
研究責任者 |
野呂 知加子 日本大学, 生産工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本課題では、すでに特許出願した発明である「細胞培養下と実験動物移植下の双方で利用可能な3次元細胞培養チャンバー」を利用して、再生医療研究開発用の3次元組織構築試験デバイスとして実用化することを目的とし、試作品を改良し完成するための技術開発を目標とする。これまでに、企業2社に試作品の作成を依頼し、そのうち一方の企業に技術移転をして、実施許諾契約を結んだ。今後の他の企業も含めた本格的な技術移転のために、本課題では、チャンバーの材質・形状、試験情報管理用無線タグの装着法、外界との境界浸透膜、内部充填マトリックス素材について改良検討を行い、かつ3次元組織構築の定量的定性的解析にむけた評価系を構築する。
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