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マイクロ鈴構造型多孔メタルのミクロンスケール構造制御手法の開発と軽量・高強度・高機能化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 村澤 剛  山形大学, 大学院理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要混錬温度(600°C以上)・混錬トルク(20N・m以上)・混錬速度(100rpm以上)を制御可能な混錬機を開発し、マイクロ鈴構造型多孔メタルのより簡便な新規鈴構造制御法を確立した。空孔率は、目標である20%を上回る30%を達成しただけでなく、その量を制御することも可能となった。また、変形・強度・振動減衰特性評価を行った結果、マイクロ鈴構造を変えることでバルク材と比べて60(30)%の強度低下で30(10)%軽量化可能とし、高周波帯域(3MHz-30MHz)で99.92%の振動吸収特性が向上した。今後は、マイクロ鈴構造型多孔メタルの驚異的な振動吸収特性に注目し、衝撃強度試験を行うことで自動車等の衝撃吸収部材としての応用を模索していく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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