1. 前のページに戻る

慶應大学鶴岡藻類コレクションを用いた化粧品原料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 伊藤 卓朗  慶應義塾大学, 先端生命科学研究所, 研究員
研究期間 (年度) 2011
概要慶應大学鶴岡藻類コレクション(TKAC)として独自に維持している45株のオイル産生微細藻は、二酸化炭素を炭素源として容易に増殖し、数日の栄養欠乏に耐え、油滴を蓄積する。本研究では、TKAC全株の増殖特性と生物活性物質含有量を調査し、化粧品原料候補株の選定を目指した。そして、血球計算板を用いた細胞数測定から全株の比増殖速度の最大値を明らかにした。生物活性物質の分析は、1培養条件で計画していたが、過去の研究を参考に窒素栄養十分条件と窒素栄養欠乏条件に分けて実施した。これにともない、分析対象株を約半数に削減した。しかし、窒素栄養欠乏条件を加えた事で、窒素栄養十分条件とは異なる物質を高度に生産する株を見いだし、目標としていた2株を化粧品原料候補として選抜した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst