慢性閉塞性肺疾患の治療・予防薬候補タンパク質産生系の開発
研究責任者 |
西田 直史 鳥取大学, 染色体工学研究センター, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究は、タンパク質産生型人工染色体ベクターを用いて、安定して大量のバイオ医薬候補タンパク質を産生する細胞を作製するためのプラットフォームを構築することが目標である。第一段階として、簡便かつ迅速に目的遺伝子を導入した産生細胞を樹立できることを明らかにした。また高産生させるためのパラメータの最適化に知見を得た。また、第二段階として設定した、中規模培養条件化でタンパク質大量産生を達成するための細胞を樹立することに成功した。今後、当該細胞を用いた医薬候補タンパク質高産生細胞を樹立し、タンパク質大量産生系確立の達成と疾患治療への応用を見据えたタンパク質の機能評価を実施する。
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