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化学的手法を用いた希少糖アルドヘキソースの合成法

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中北 愼一  香川大学, 研究推進機構・総合生命科学研究センター/糖鎖機能解析研究部門, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要希少糖は自然界にほとんど存在しない単糖の総称である。近年、希少糖の中でもフルクトースを含むケトヘキソースに対する生産方法が確立され、安価で市販されるようになってきた。その結果、それらの生理作用が明らかとなり、新たな産業として注目されている。しかしながら、アルドヘキソースに対しては、効率的な方法論が確立していない。本研究では、市販化されたケトヘキソースを材料にして、ロブリー転位をおこない、2種類のアルドヘキソースを生産する方法を確立した。この方法を用いることで、4種類のケトヘキソースから、8種類のアルドヘキソースを生産することができた。また、転位反応から試薬の除去まで1ポットバイアルで行うことはでき、生産時のロスを最小にした。今後、産業化を鑑みたスケールアップ化を目指し、開発をおこなう予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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