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自己補償機能を有する可搬型デジタルホログラフィック瞬時3次元計測システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 的場 修  神戸大学, システム情報学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要デジタルホログラフィ3次元計測システムのプロトタイプを構築し、その動作確認を行った。作製したプロトタイプは90cm×54cm×20cmと当初の予定より2.6倍の大きさとなったが、2次元画像を原信号とした干渉画像の取得と位相変調型空間光変調素子による位相補償実験を行った。再構成計算の高速化に関しては、GPGPUを用いて、画素数512×512ピクセルの画像の伝播計算100回での計算時間として1.025秒を達成した。研究目標に掲げた1回当たりの再生計算時間0.1秒を約10倍上回る計算速度で再構成することに成功した。これらの結果から将来的に高速3次元センシングシステムの開発とその可視化システムへの展開が可能であることを実証した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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