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悪臭・有害物質除去を目的とする新規両性イオン型繊維状吸着剤の製品開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 早川 和一  金沢大学, 薬学系, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要申請者らは、揮発性化学物質の中で特に親水性臭気物質に強い吸着能をもつ吸着性繊維を開発した。本繊維状吸着剤は、粒子型では不可能な形状の製品を容易に作製できる。しかも、繊維表面に形成させる水和層が目的物質を捕捉するので、水洗いで吸着物質のみを流し出して吸着性繊維は再利用可能である。さらに、金属化合物を担持させることで吸着特性の修飾が可能である。以上の利点は、従来の活性炭吸着剤にはなく、空気中の極性悪臭物質やシックハウス要因化学物質の選択的な捕捉・除去素材として極めて有望である。そこで本研究は、本繊維状吸着剤を素材とする臭気成分や有害化学物質を除去するリユース型高機能製品の開発を目指した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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