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酵母の固定化・凝集化に有用な乳酸菌の酵母接着因子の解明と利用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森永 康  日本大学, 生物資源科学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要酵母に接着して複合バイオフィルムや凝集体を形成する乳酸菌LactobacillusplantarumML11-11(以下ML)の接着因子は、乳酸菌の表層タンパク質である可能性が高いことを確認し、当該タンパク質遺伝子の取得を目的として、MLへの遺伝子導入系を新たに開発し、トランスポゾン変異株ライブラリーを作製。また、酵母のマンナン合成欠損株のMLとの複合BF形成能や凝集能を比較検討した結果、接着にはマンナンの側鎖が不可欠なことを見出した。さらに、清酒酵母のAWA1タンパク質が接着妨害作用を有することを発見した。本研究でMLと酵母の接着機構が明らかになり、接着活性を高めたり、制御したりできる可能性が高まった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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