プラズマ励起ナノラジカルクラスタ注入式大気環境浄化装置の開発
研究責任者 |
黒木 智之 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | VOC(揮発性有機物)などの有害ガスの処理方法に関して、プラズマ励起ナノラジカルクラスタを有害ガス吸着後の吸着剤に注入することで吸着された有害ガスを短時間で分解し吸着剤を再生処理する大気環境浄化装置の開発を目的とし、ウォータミストを併用することにより酸化力の非常に強いOHナノラジカルクラスタを多量に発生させ、より短時間での有害ガス処理を目指した。本研究開発では吸着剤の再生時間を1/5以下つまり、再生速度を5倍以上にすることを目標としたが、約1.4倍の増加にとどまった。しかしながら、ウォータミスト注入による効果は確認できたため、装置を改良し今後も研究を継続していく予定である。
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