胸部生体モデル自動生成技術を核とした触覚レンダリング法の開発
研究責任者 |
川合 隆光 岐阜大学, 工学部, その他
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 乳癌触診訓練システムでは、高速・高精度な力覚シミュレーションおよび胸部生体モデルの自動生成が求められている。本研究では有限要素法による胸部触診用力覚シミュレーションのGPUを用いた高速化および高精度化手法の開発、および胸部生体モデルのうち、3D形状モデルの自動生成手法に関する研究開発を行った。有限要素法については、メッシュ解像度、動作速度に関する当初目標を1GPUでほぼ達成した。計算の安定性の改善および複数GPUによる高速化の実現が今後の課題である。3D形状モデルの自動生成に関しては、既知の胸部3D形状モデルを基に、成長率に応じた3Dモデルを自動生成することに成功した。脂肪率、筋肉量等の他の生体モデルの自動生成が今後の課題である。
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