麹菌タンパク分解酵素を用いたコラーゲン・ジペプチド製造法の開発
研究責任者 |
山形 洋平 東京農工大学, 大学院農学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 【目標】 本研究開発においては、コラーゲンを原料として、生理機能が存在する可能性が高いジペプチドを対原料タンパク質比で50% 以上となる生産方法の開発を目指した。 【成果】 麹菌の生産するエンド型プロテアーゼとエキソ型ペプチダーゼの特定の組み合わせで連続反応法によって同一バッチ内で約 50% の効率でジペプチドの生産が可能であることを示した。 【今後の方針】 今後は、酵素の供給体制の確立とペプチド生産のスケールアップ、最適化を行い、ジペプチドの収率を向上させ、更に高収率でジペプチドが回収可能な反応系を構築したい。
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