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マダイにおけるDNAマーカーを用いた親魚判別とBLUP法を用いた親魚の遺伝的能力評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中嶋 正道  東北大学, 農学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本課題はマダイにおいてDNAマーカーを用い親子判別を行い、得られた家系情報を用いた親魚の遺伝的能力評価と遺伝的能力に基づく選抜育種の可能性の検討を目的とした。マダイにおいて開発された10のDNAマーカーを用い、3168個体の種苗中、約93%に当たる2932個体の親魚を特定することができた。さらに家系情報を用いたBLUP法により親魚の育種価(遺伝的能力)を推定したところ、集団の平均値を10%程度上昇させうる親魚がいる一方で10%程度低下させうる個体もいることがわかった。また、両親の育種価と仔魚の体長との間には正の有意な相関があり、育種価を指標とした選抜が有効性である可能性が示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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