研究責任者 |
山中 正道 静岡大学, 理学部, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | 低分子化合物の自己集合により構築される超分子ヒドロゲルの電気泳動用基材としての評価を行う。分子間相互作用を駆動力に形成される超分子ゲルは、高分子ゲルと比較して柔軟性に富んだ材料として機能する。ゲルの構成単位となる低分子化合物の分子設計により任意の刺激に応答したゲルからゾル(溶液)への相転移が進行する。本研究では、超分子ゲルが潜在的に有する柔軟性に着目し、独自の分子設計に基づく超分子ヒドロゲルを開発し、生命科学の研究領域において不可欠な電気泳動への利用を行う。超分子ヒドロゲルの有する潜在的特性により、特異な分離規則に基づく試料分離や、高効率的な試料回収を実現する。
|