1. 前のページに戻る

環境浄化触媒としての極細酸化銅チューブの可能性探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 堤 宏守  山口大学, 大学院医学系研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要電界紡糸法により調製した極細繊維を鋳型に用い、これに無電解めっきを施した後、鋳型繊維を除去することで、様々な内径、外径を有する極細酸化銅(CuO)チューブを調製した。この極細CuOチューブを用いて、その難分解性有機化合物の分解触媒としての可能性について検討を行った。難分解性有機化合物のモデル化合物として各種色素を用い、調製した極細CuOチューブを用いて過酸化水素共存下、難分解性有機化合物分解の触媒活性を、CuO粉末と比較した。その結果、極細CuOチューブは、CuO粉末よりも高い活性を示した。さらにモデル化合物に用いる有機色素の構造によっても分解速度が異なることが明らかとなった。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst