環境浄化触媒としての極細酸化銅チューブの可能性探索
研究責任者 |
堤 宏守 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 電界紡糸法により調製した極細繊維を鋳型に用い、これに無電解めっきを施した後、鋳型繊維を除去することで、様々な内径、外径を有する極細酸化銅(CuO)チューブを調製した。この極細CuOチューブを用いて、その難分解性有機化合物の分解触媒としての可能性について検討を行った。難分解性有機化合物のモデル化合物として各種色素を用い、調製した極細CuOチューブを用いて過酸化水素共存下、難分解性有機化合物分解の触媒活性を、CuO粉末と比較した。その結果、極細CuOチューブは、CuO粉末よりも高い活性を示した。さらにモデル化合物に用いる有機色素の構造によっても分解速度が異なることが明らかとなった。
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