真空紫外線表面改質によるMPCポリマーの化学コーティング法の実用性評価
研究責任者 |
神原 信志 岐阜大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 医療デバイス(シリコン)表面への抗血栓性MPCポリマーのコーティングにおいて、生体内安全性と安定性をもった低コストの技術が切望されている。本研究では、特徴あるガス雰囲気下でシリコン表面に波長172nmの真空紫外線を照射することでカルボキシル基を修飾し、MPCポリマーを均一に化学コーティングするドライプロセスを開発した。さらに、シリコン表面に微細な孔をつくればMPCポリマーの溶出・剥離を大幅に抑制できることを見いだした。 本コーティング法は、生体内安全性が確認済みの部材だけを用いるため、その安全性に問題はない。一方、生体内安定性(溶出、剥離)の抑制法も開発できたことから、本技術は技術移転の可能性が高いものと評価できる。
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