研究責任者 |
有馬 正和 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究の目的は、安全・安心で快適な公共交通機関を実現するための「表情モニタリングシステム」を構築することである。複数台のネットワークカメラと赤外線カメラを組み合わせることによって、被験者の向きや所作などを推定して顔面表情を追跡しながら、そのステレオ画像から3次元画像解析技術によって表情を定量的に表現し、その時間的な変化から生理的・心理的な状態を検出することを目指している。現在、表情モニタリングシステムのハードウェアの構築を終え、ソフトウェアの完成を目指しているところである。今後は、船舶の航海船橋などの公共交通機関の現場でデータを収集し、実用化に向けた改善を進めつつ、技術移転を模索したいと考えている。
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