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歩行者が気付きやすい電気自動車用模擬エンジン音の設計

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 三浦 雅展  龍谷大学, 理工学部, 講師
研究期間 (年度) 2011
概要高次変動を持たせた変動音を用いて模擬エンジン音を合成し、気づきやすさの向上が認められるか否かを検討した。具体的には、日常の実環境を想定し、高次変動を持たせたエンジン音とそうでないエンジン音を比較する聴取実験を行ない、高次変動の気づきに関する妥当性を検証した。具体的には、電気自動車モーター音にガソリン車の排気音から収録した2次変動を与え、その2次変動の強度を変化させることで、音の主観的な大きさであるラウドネスが減少し、かつ気づきやすさが向上した。これより電気自動車用接近音として妥当な指標となることが確認できた。今後は、サウンドデザインの観点からこの音の妥当性を調査するとともに、現在の電気自動車音の気づきやすさに対する客観化手法の開発を行なう。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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