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有機ラジカルスピンqubitの配列制御

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 細越 裕子  大阪府立大学, 大学院理学系研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究は、有機ラジカル結晶中で、異なるgテンソルを持つ磁気二量体を複数形成させることにより、多電子スピンqubit系の実現を目指すものである。申請者が発見した、二種類の磁気二量体を含む物質について、単結晶電子スピン共鳴実験を行い、gテンソル解析が有効であることを示した。また、分子間配置をわずかに変化させた一連の物質群について、構造と磁性の相関を調べ、分子積層様式の違いが磁気相互作用に及ぼす効果を明らかにし、多電子スピンqubit系の合理的合成法について考察した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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