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簡便な化学的酸素要求量測定装置の開発と河川の環境負荷容量測定

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 竹中 規訓  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要フォトダイオードを用いた化学発光検出装置による、水中の化学的酸素要求量(COD)の簡便測定法の最適条件を求めた。公定法COD法と同じ原理であるが、すべての有機物に対して公定法との相関は十分とは言えない結果となった。今後、温度を上げる、反応時間を長くするなどの工夫により相関は上がると予想される。この方法を用いて、河川水の有機物濃度の連続測定を行った。その結果、公定法では得られない時間分解能の高い有機物濃度変動を観測することができることが分かった。本法を適応して、その場での河川水の有機物分解速度測定に用いることができ、自然水のCOD濃度および浄化能力の迅速、その場観測の可能性が高い方法であることがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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