研究責任者 |
鈴木 徹 岐阜大学, 大学院連合農学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | ダイズ中に含まれるイソフラボンは、主にGenisiteinとDaidazeinである。これらは更年期障害の緩和、骨粗鬆症 乳がんの予防効果等が期待されている。当研究室ではDaidzeinを基質にO-デスメチルアンゴレシン(O-DMA)に変換する微生物(SY8519株)をヒト糞便より単離し、ゲノム解析を終了している。本研究はDaidazeinの変換能に関わる遺伝子群を特定し、これらの生合成メカニズムを明らかにすることを目標としている。O-DMA生産に関連する遺伝子の特定を行うため、O-DMA生産菌と非生産菌との比較ゲノム解析により数種類の候補遺伝子の選定を行った。 現在、候補遺伝子をクローニングし、Daidazeinの代謝遺伝子であるか否かの判断をする方法を確立したところである。今後はこの方法に則して候補遺伝子を順次クローニングし、活性の有無を確認していく予定である。
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