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遠隔転移の分子機構解明を目的とした扁平上皮癌の網羅的遺伝子発現解析

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 永田 昌毅  新潟大学, 医歯学総合病院, 講師
研究期間 (年度) 2011
概要口腔扁平上皮癌(OSCC)の切除検体のtotalRNAを用いてマイクロアレイによる網羅的遺伝子発現解析を行った。遠隔転移をきたした5症例と4つ以上の頚部リンパ節転移をきたしたが遠隔転移をきたさなかった5症例を比較した。それによりOSCCが遠隔転移をきたす際に特有の分子発現プロファイルの探索(発現レベルの増加が2倍以上、p値(t検定)が0.05以下が選定基準)した。 その結果、143遺伝子が抽出され、現時点で上位4つの遺伝子について遠隔転移8症例と遠隔転移をきたさなかった8症例について追補的なPCR発現解析を行い、一致した傾向が見出された。遠隔転移性バイオマーカー候補分子の血液中検出を目的にOSCCの15症例で術前術後の血液を採取保存した(未分析)。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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