1. 前のページに戻る

明るさ感を取り入れた自律的省エネ照明の構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小野 景子  龍谷大学, 理工学部, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要従来、照明環境を計る指標には照度や輝度が用いられてきたがが、空間の輝度分布をもとに空間全体の明るさ感を計る指標が注目されはじめている。同じ机上面照度の環境下においても明るさ感が高い方が明るく感じると報告があり、この指標を用いることでより省エネルギーな照明制御が可能であると考えられる。本研究では、簡易明るさ感センサの試作と明るさ感センサを用いた自律的照明制御アルゴリズムの開発を行った。簡易明るさ感センサはWebカメラと画像処理を用いて実現し、調光可能な蛍光灯照明8台と照度センサ2台および明るさ感センサ1台でなるシステムを構築し、実証実験を行った。実証実験において、センサに定めた目標値への収束と、照度センサのみを用いたシステムと比較して約10%程度の消費電力の削減効果を確認した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst