非接触で心拍数を計測する寝具一体型低コスト心電R-R間隔モニタの開発
研究責任者 |
山川 俊貴 静岡大学, 工学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 申請者の技術シーズである小型・長寿命な低コスト心電R-R間隔遠隔計測システムの技術を、非接触で心電を計測可能な容量性結合型計測法に応用し、この計測法の実用化の上で最大の課題であった装置の複雑さ・高価さを解決することで、一般家庭にも導入可能なほど簡単・低コスト・長寿命で、臨床上十分な精度をもつ計測システムを実現した。提案システムを寝具に組み込むことで、被験者がその上に寝るだけで心電R-R間隔を必要時間、十分な精度で安定して計測可能になった。このような装置が家庭に広く普及することで、高度な健康増進や病気の早期発見につながり、医療費の削減にも貢献できると予想される。
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