1. 前のページに戻る

GHz級情報通信機器のための低クロストーク配線の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 安永 守利  筑波大学, システム情報系, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要GHz級ディジタル情報通信機器では、配線間のクロストーク(配線からの漏洩電磁波が周囲の配線に発生する寄生信号)が急激に増加し、高速化の妨げとなっている。この問題に対して、我々がプリント基板やLSI内配線構造として新たに提案している「セグメント分割伝送線」を適用し、試作評価を行った(1GHzのプリント基板配線のスケールアップ試作を行った)。その結果、従来配線のクロストークをその49~59%に低減(約半分以下に低減)することができた。また、伝送周波数の±10%の変動に対してクロストークの増加は33~37%であることが分かった。以上より、クロストークを大幅に低減できる基本的な見通しを得た。今後は、PC等のプリント基板への実適用を行い評価を進める。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst