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天然ゼオライト-有機高分子樹脂複合多孔体の成型と構造制御に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 長瀬 多加子  独立行政法人産業技術総合研究所, コンパクト化学システム研究センター ナノポーラス材料チーム, 主任研究員
研究期間 (年度) 2011
概要ゼオライトの吸着性能を維持した濾過膜の開発を目標に、天然ゼオライトー有機高分子樹脂複合多孔体紡糸条件の最適化を図り、再現性を高めるとして本研究を開始した。その結果、芯液、凝固浴の組成を調整することで、当初の目標をほぼ達成でき、ゼオライトに対するポリサルホン添加量が2:1~1:1の条件下で、曲げ強度4 N/mm2以上、透水速度は20-220 L/(m2h)で、加圧濾過が可能な透水性、耐水性、耐圧性を併せ持つ中空糸が得られた。イオン交換量はバッチ条件下24時間で原料ゼオライト粉末と比較して70-80%であり、ゼオライトとしての特性はポリサルホンとの複合化後も維持されていると考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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