研究責任者 |
西野 輔翼 立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 新規リコピン誘導体を含有する複合カロテノイド素材を農産物「ガック」から安価に調整する技術を完成し、産官学連携による商品化へ向けての準備を開始するところまで進めることができた。「ガック」はベトナム特産品であることから、まずはベトナム・日本の国際連携商品化を目指すが、将来的には日本で栽培した「ガック」(例えば、沖縄での栽培、および植物工場での栽培などを検討中)を用いて事業を展開する予定である。また、学術的にはベトナム国立農林大学の研究グループとの共同研究を開始することが決定し、ベトナム側は農学の視点から高品質の「ガック」を選抜する役割を分担し、日本側は栄養学・医学の視点から機能性を評価する役割を分担する、ということで合意した。以上、当初の目標をはるかに超える成果を挙げることができており、今後の展開に関する具体的なプランも確定できているので、将来は明るい。
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