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長寿遺伝子サーチュイン制御による脳腫瘍治療の新展開

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 堀尾 嘉幸  札幌医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要長寿遺伝子サーチュインの1つSIRT1は酸化ストレスによる細胞死を抑制し、メラノーマ(悪性黒色腫)では細胞移動と転移を促し、SIRT1阻害薬はメラノーマ移植モデルマウスの転移を抑制し寿命を延ばした。脳腫瘍は手術で切除することが治療の主体で、最も悪性の膠芽腫ではこの40年間で治療成績はほとんど向上していない。そこで、膠芽腫についてSIRT1の働きを検討した。C6グリオーマ細胞を用いた検討でSIRT1 は転移には関与しないものの、脳腫瘍細胞に発現して細胞生存に働くことを見出した。また、手術検体から人 脳腫瘍細胞の培養化をおこない4系統のcell lineを確立した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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