テーラーメード遠隔医療にむけたミスト混合型機能性気流デバイスの開発
研究責任者 |
高尾 英邦 香川大学, 研究推進機構 微細構造デバイス統合研究センター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 高齢化社会の進行とともに、地域医療の問題を改善する遠隔医療への期待が高まっている。患者の体質や病歴を考慮したテーラーメード医療の重要性は遠隔の診療でも変わりないが、(1)触診による病状経過観察の困難性、(2)認知症患者への適切な薬剤投与の困難性等が障害となりうる。本研究は「医工情報領域融合による新産業創出拠点」のなかで、「ナノミスト等異種材料を混合した立体気流」を高密度で生成・制御可能なマイクロデバイスを実現する。力覚と冷温感の複合提示による遠隔触診提示装置、常時装着も可能な超小型投薬制御デバイス等を開発し、テーラーメード遠隔医療における課題を解決する新技術の可能性について検証する。
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