農産物長期保存用の除菌・エチレン除去低電力型コロナ発生装置の開発
研究責任者 |
高木 浩一 岩手大学, 工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 目的は、青果物を混載での長期輸送時に、エチレンガスを低濃度に保ち、農産物腐敗菌を不活性化し、鮮度を保つ、低電力コロナ放電装置の開発である。技術のポイントは、半導体素子による低電力化と制御性の向上、長寿命化で、またそれを可能にする電界ひずみ電極である。競合する技術は触媒や吸着材で、優位性は、処理速度が早い点、低電力・長寿命でランニングコストが低い点になる。研究開発では、初めに本目的に適した電源開発を行い、その後、エチレンガスの低減効果の確認、雑菌不活性化の評価などを行った。また触媒とプラズマの併用についても、エチレンガス分解の効果について評価を行った。
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