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超ハイスループット遺伝子検出法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 坂本 隆  北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要10種類以上の異種遺伝子をワンポットPCRでハイスループットに検出することを可能とするために、シグナル分離能の高いフッ素NMRに基づくPCR検出プローブの開発を目的とした。プローブDNAにフッ素化合物を組込むため、種々のフッ素化合物を含むホスホロアミダイトモノマーを新規に開発し、有機合成的にDNAに組込むことに成功した。また、得られたプローブが相補的なDNAと2重鎖形成した場合に19F NMRのケミカルシフトを変化させることを見出し、原理的にPCR産物の検出が可能であることを明らかにした。さらにフッ素含有DNAプローブをプライマーとして用いたPCR反応が可能であることも明らかとなったことから、今後、19F NMRによる検出能を評価し、開発を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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