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メタリック塗装面のクリア層上のごく浅い表面キズの自動検出技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 河村 圭  山口大学, 大学院理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究の目的は、工業製品の自動外観品質検査装置の開発である。特に、キズの深さにより、検出手法が異なることから、クリア塗装表面のごく浅いキズ(数マイクロm から10マイクロm 未満)を対象とした。本研究により、被写体が平面である条件での、ライティング手法および画像処理アルゴリズムを確立した。さらに、より浅いキズ(数マイクロm 以下)においても検出可能であることが明らかになった。しかしながら、1 台のカメラにおける検査領域が十分に確保できないこと、また、被写体が曲面である場合への対応が、課題となった。以上の特徴から、現時点では、本検査装置は、スマートフォンなど、平面かつ比較的検査領域が小さい条件の外観検査には有効である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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