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環境低負荷型高分子微粒子不斉触媒によるワンポット合成システムの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 原口 直樹  豊橋技術科学大学, 工学研究科環境・生命工学専攻, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要環境低負荷型有機反応に有効な高分子微粒子不斉触媒を沈殿重合法を用いて開発し、ワンポット合成システムの構築を試みた。沈殿重合により、アニオン性官能基の導入量と導入位置、親水性―疎水性バランスが制御された高分子微粒子の合成に成功した。アンモニウム塩、アミン塩等を有する不斉有機分子触媒とアニオン性官能基を有する高分子微粒子の反応は円滑に進行し、高分子微粒子に迅速かつ簡便に不斉有機分子触媒を固定化することに成功した。1つまたは複数の高分子微粒子固定化不斉触媒をカラムに充填し、ワンポット合成システムを構築する条件を検討した。現在イミニウム触媒とエナミン触媒によるワンポット合成に成功している。今後、再使用性、耐久性に関するデータを収集し、実用化への展開を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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