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フライアイレンズ方式の3Dディスプレイを用いた観察者の目の前への仮想物の結像に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 石原 由紀夫  九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 学術研究員
研究期間 (年度) 2011
概要本課題では観察者の近距離に仮想物を結像させることが目標である。MCOP(Multiple Center Of Projection)画像をフライアイレンズアレイ(FELA)の背面に設置し、仮想物を結像させる方式を用いた。様々なFELAとMCOP画像をコンピュータ上でシミュレートし、FELAの正面に現れる仮想物を撮影した。撮影された仮想物のコントラスト値から、実環境において仮想物の結像が可能であるFELAとMCOP画像のサイズを算出した。そのサイズに基づき光学系を実環境に構成した。観察者の目の前30cm付近において、仮想物のコントラスト値が増加する傾向が現れたが、その仮想物に焦点を合わせることはできなかった。今後は、観察者の近距離に仮想物を結像させるために、FELAやMCOP画像の構成を改善する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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