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CVD法による低圧力損失型高性能光触媒フィルターの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 長谷川 章  八戸工業高等専門学校, その他部局等, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要特定のチタン源と有機溶媒を原料に化学気相成長(CVD)法の手法を応用して、無機繊維フィルターの表面を極めて少量の酸化チタンで修飾した光触媒フィルター材料の開発を行った。得られた光触媒材料は、75mm角のフィルター材料にわずか2mgの酸化チタン担持量であっても、優れた光触媒活性を示した。さらに、酸化チタン担持量が少ないことから担持に伴うフィルターの圧力損失の増大もほとんど起こらなかった。紫外線照射下におけるアセトアルデヒドの連続分解試験を行ったところ、光触媒活性の低下はほとんどなかった。本課題では、目標としていた高い光触媒活性と低い圧力損失を両立した光触媒フィルターの開発に成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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