色の変化で示す肉・魚類を対象とした新規な鮮度センサーの開発
研究責任者 |
木島 龍朗 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 当該研究者が開発した固定化補酵素再生系を用いた染料分解系を応用した目視でもわかる高感度で安価な鮮度センサーの開発を行った。この装置系は肉・魚類の腐敗度の指標となるヒポキサンチンを検出し、その結果を色の変化で知らせるものであるが、その検出限界は20ppmという高感度であり、また実サンプルを用いた実証試験においても本装置系を用いた結果とHPLCによる定量法との間に高い相関性が確認され、実用性の高い装置系であることを明らかにした。また酵素を変えることでグルタミン酸の検出にも成功し、旨味センサーとしての可能性も示唆した。
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