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組織工学的人工歯根の基となる象牙質塊を再生する技術開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 本田 雅規  日本大学, 歯学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要目標:歯の代替方法として有効な手法であるチタン製人工歯根療法に代わる天然の組成と同様な人工歯根の開発を目的に、歯髄間葉系細胞と担体を用いて象牙質塊を再生させることである。 達成度: 15症例のヒト歯髄組織から採取して培養した歯髄間葉系細胞が硬組織形成能を所有していることを確認した。したがって、象牙質形成能を持つ細胞の採取と培養方法は確立できたと考えた。 2歯髄間葉系細胞に適した担体を探索した。今回使用したGC社製研究用担体の気孔径80は骨髄由来間葉系幹細胞から骨再生に適していたが、象牙質の再生においては、気孔径をさらに大きくした気孔径90が適していることを明らかにできた。 今後の展開:この象牙質塊周囲に歯周組織再生を可能とする手法を模索し、細胞性人工歯根を作製する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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