応力センサを導入した非接触駆動型仮骨延長デバイスの開発
研究責任者 |
森田 剛 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 現在医療現場で行われている骨延長手術は、職人的な技術により骨延長が行われている。また、駆動部分が体外に露出しているために感染症などの問題がある。そこで、本研究開発では、骨延長駆動と切断骨間の応力検出を非接触で行い、完全体内内包できるデバイスを開発している。提案手法である磁場制御による駆動方式において、従来試作していたものから断面積比で40%まで小型化し直径7mmし、摩擦軽減により2Nの発生力を実現した。また、非接触応力センサとしてたわみ振動の共振周波数変化を用いる方式を提案し、十分な検出分解能を有することをシミュレーションおよびマクロモデルの実験により検証することに成功した。
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