研究責任者 |
近藤 良彦 秋田大学, 大学院工学資源学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本提案は、特に合成研究にターゲットを絞り、独立行政法人科学技術振興機構の事業である地域産学官共同研究拠点整備事業で設置した新たな解析機器を利用した、レアメタル新規抽出剤の合成に関する研究提案である。これまでの研究により、含硫黄大環状化合物であるチアカリックスアレーンは分子内に有する硫黄の影響により特にパラジウムやジルコニウムとの金属親和性が高いことが分かっている。そこで、本研究では、特にプラチナやニッケルなどの有価金属を高選択・高効率で抽出できる新規化合物の合成とその抽出効率について研究を行う。その結果、新規誘導体1種類の合成に成功した。
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