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ニンニク皮由来抗菌性物質による植物炭疽病の防除-減農薬栽培にむけて-

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北原 晴男  弘前大学, 教育学部, その他
研究期間 (年度) 2011
概要本研究は、青森県で問題となっている産業廃棄物のニンニク皮から有機溶媒抽出して得られる抗植物炭疽病菌活性物質を利用して、イチゴ炭疽病の新防除体系を考案するものである。本抗菌性物質でのバイオトラスト水和剤(微生物農薬)に匹敵する炭疽病防除価達成を目指した。本試験研究の結果、ニンニク皮由来の抗植物炭疽病菌活性物質に、既存農薬とほぼ同等の効果が認められた。これにより、当初の目標とした、「現行のイチゴ炭疽病防除体系に、ニンニク由来の防除資材を組み込むことで、2~3回の減農薬を可能とする」ことが可能との結論を得た。さらに、本試験研究中に、より活性の強い物質を得ることに成功した。その試験研究の結果、既存農薬を凌駕する可能性が得られ、今後の開発への展望を得た。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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