酸化チタンナノチューブを用いる次世代型高次排水処理プロセスの実用化
研究責任者 |
金子 聡 三重大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、まず、電気化学的手法を利用してチタンシート上にTiO2ナノチューブを作製するする技術のスケールアップを行い、10cm×10cm程度のチタン板上にナノチューブを配向性良く配列させる技術を確立する。このTiO2ナノチューブを排水30 Lの浄化に応用する。難分解性のキレート剤有機物質であるEDTAを完全に無機化することは困難であるので、一次処理としてTiO2ナノチューブを用いた光分解処理を行い、分子量を小さくし、二次処理として活性炭で吸着除去を行う。排水中の化学的酸素要求量(COD)値の低減化を図る。
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