ニッケル酸化物を活用した超高周波トンネルダイオードの作製:太陽光発電をめざして
研究責任者 |
野崎 眞次 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、光を高周波信号としてアンテナで受け取り、それを直流信号に変換できる光レクテナ用の超高速整流器を開発する。マイクロ波領域のレクテナはすでに製品化されているが、通常のショットキーダイオードが対応できる周波数は最高でも5THzといわれている。本研究では超高周波用として、Niの酸化によりNiOxを二種類の異なった金属間に挟んだショットキーダイオードを作製するのを目的とした。適当な仕事関数を有する金属を選ぶことにより従来のNiOxを金属間に挟んだMIMトンネルダイオードとは異なり、そのI-V特性には整流性を得ることができた。今後、微細化したダイオードに光アンテナを装着したレクテナの二次元アレーを作製し、太陽光発電用光レクテナ実現をめざす。
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