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人間の筋シナジーの抽出により機械的剛性を最適化する運動能力向上装具の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 植村 充典  大阪大学, 基礎工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発では、人間の運動能力向上を目的とした装具を開発した。本装具の特徴は、機械的弾性要素を利用することで、省エネルギーで人間の運動を補助できる点にある。また、本装具の関節剛性は可変であるため、人間の運動様式や運動速度に合わせて最もエネルギー効率が高くなるように剛性を最適化出来る。今回開発した膝関節用装具は最大42[Nm]のトルクを出力できるにも関わらず、重量は450[g]と軽量である。本装具を装着して歩行実験を行ったところ、装具なしの通常歩行に比べて筋電位信号が大幅に小さくなっており、本装具の運動能力向上効果が確認された。今後は、階段昇降時や股関節・足関節運動での本装具の有効性を調べる予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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