分散水滴を反応場とするサブミクロン湿潤磁性粒子の新しい乳化合成と有機ハイブリッド乾燥磁性粒子の開発
研究責任者 |
清水 正高 宮崎県工業技術センター, 未登録, 副部長
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | W/Oエマルションの水相を反応場にして、それぞれの分散水滴中にナノからサブミクロンサイズのマグネタイト磁性粒子を合成した結果、極めて安定な湿潤磁性粒子を生成できた。さらに、湿潤磁性粒子を使用して、ポリスチレンなどの高分子を壁材とした乾燥磁性粒子も開発できた。最終目標より大きな数百μmの球形粒子にとどまったが、十分な磁性を示した。本研究で得られた湿潤磁性粒子は磁性流体として、また、乾燥磁性粒子は粉体として取り扱えるため、様々な応用製品の基材に活用できるものと期待される。
|