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新しいカイコ品種を用いた新規無細胞タンパク質合成系の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 伊東 昌章  沖縄工業高等専門学校, 生物資源工学科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では、新しいカイコ品種の幼虫より調製した抽出液を用いて、新規の無細胞タンパク質合成系を構築した。本研究の当初の達成目標値を「1μg/ml以上のタンパク質合成量」としたが、結果として得られた合成量は「0.21ng/ml」であり、現時点では目標値には届かなかった。しかしながら、抽出液作製に用いる器官を容易に摘出することが可能とすることができ、その摘出器官より調製した抽出液を用いて新規な無細胞タンパク質合成系を構築できたことは高い意義がある。今後は、抽出液作製方法や合成反応条件などさまざまな条件検討、最適化を行っていくことで、当初の目標値を達成することで技術移転可能なレベルとし、実用化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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