人中・鼻部を構成する曲線(面)の分析とそれを用いた形成外科手術支援システムの開発
研究責任者 |
原田 利宣 和歌山大学, システム工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 顔面各部位におけるプロポーション、角度計測の研究は、形成再建手術の進歩に貢献してきた。しかし、顔面は曲線・曲面から構成され、比率や角度からだけでは形状を定義できない。そこで本研究では、人の人中・鼻部に存在する曲線(キーライン)に着目し、それらの計測・分析・形態的特徴の同定・体系化を行った。次に、その結果を用いてテンプレートとそれを作成するための形状創成支援システムを開発し、人中・鼻部の再建手術を行う際の指針を与え、形状創成の支援を行うことを目的とした。その結果、人中の曲線は4タイプ、鼻部の曲線は5タイプに分類された。また、それぞれの形状創成支援システムを開発し、テンプレートを製作した。鼻部に関しては、実際に形成外科手術にそのテンプレートを適用し、その有用性を確認した。
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