研究責任者 |
重松 尚久 呉工業高等専門学校, 環境都市工学分野, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究の目的は、ローラカッタビットを用いた多段型端面掘削方式による新しい深礎掘削機を考案し、実用化するための基礎となる設計指針を提供することである。今回の期間内で、廃土処理を行えるように実験装置の改良を行い、実機を想定したモデル掘削機を用いて荷重制御下における掘削刃に作用する力の測定を行い、モルタル(一軸圧縮強度40N/mm2)を効率よく掘削できることが確認できた。次に、強度が強い岩盤などに対応するために、センタービットの最適化の実験を行う予定であったが、予備実験の段階で予想している力と反対の方向に力が働くことがわかり、実験装置を改良しなければならなくなり、最適化の実験を行うことができなかった。今後は実験装置の改良を行い、岩盤などに対応できるセンタービットの最適化を行い、実機の実用化を目指す。
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