研究責任者 |
山岸 潤也 帯広畜産大学, GCOEプログラム, 助教
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | 一般に次世代型シーケンサーを用いた塩基配列解析では、従来のキャピラリー型のように検体とその塩基配列を1対1で対応付けることが出来ない。そこで本申請では、次世代型の圧倒的な配列決定能を生かしつつも、各検体とその塩基配列を1対1で対応付けることを目的とした新規技術の開発を起案した。シミュレーション解析の結果、256検体中198配列で9割以上の配列を決定することが出来、本コンセプトが実証された。また、得られた結果に基づき、特許出願を行った。一方で、実用化に際しては全検体で全配列を決定できることが望まれるが、この点については、読み長の大幅な伸長など進化を続ける次世代型シーケンサーへ対応することで、改善を図りたい。
|