マイクロサテライト不安定性マウスモデルを利用した大腸癌発癌抑制物質(薬剤、食品)のスクリーニング法の開発
研究責任者 |
檜井 孝夫 広島大学, 病院, 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、私共がこれまでに開発したマイクロサテライト不安定性Cre誘導型マウスを利用して、マイクロサテライトを安定化し、これらによって惹起される発癌物質に対して抑制効果をもつ薬剤や食品の開発法を実用化することをめざして、そのアッセイ系について検討をおこなった。今回の調査では、これらを観察し数量化することで客観的に判断が可能であるようなシステムの構築をめざした。マウス腸管を発色後、実体顕微鏡で拡大した映像を撮影し、青色の部分の面積などで定量化してきたが、より広範囲での評価を可能とするため、腸管全体をスキャンして解析する方法などを検討中である。
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